クッキー工房

クッキーは焼いたことないです。

12万円で組むイマドキなミドルレンジPC #自作PC構成02

GTX1060 6GBの時代は終わった

2019年2月22日に、NVIDIAはGTX 1660Tiを発表した。RT Coreだけを省略した、Turing世代のGeforceである。

まさかRTXじゃなくてGTXが出てくるとは思わなかった。しかもナンバリングは1660、さらにTi……。(後日Tiじゃない1660が出たけど)

それ以前に発表されていたRTX2060は、GTX1060 6GBを置き換えるには若干上のクラスで、ちょっと違う感が否めなかった。 それに、現時点でさえまだ少ないリアルタイムレイトレーシング対応ゲームへの対応に価値を感じるかと言われると、ちょっと……。

こういった状況が、GTX 1660Tiの発表によって、かゆいところに手が届く状況となった。

そう、GTX 1060 6GBの時代は終わったのだ。

構成

ここを見てくれ。

niku.webcrow.jp

総額 : ¥ 115,951

用途はゲーミングPCを想定。なお価格は価格.comでの表示価格なので店によっては額が上下することに注意。

また、Core i5 9400Fは内蔵GPUを持たないため、映像出力のためには必ず何かしらのグラボが必要なことに注意。

CPU

ミドルレンジゲーミングPC用CPUといえば、やっぱりインテルCore i5 9400F。最新の第9世代で6コア。

最近のゲームでは裏でストーリー等のロードが発生すると4コアではカクつくことがあるみたいなので、最低でも6コアがほしいご時世。というか今から新しく買うのに4コアの選択肢はありえない……。

ゲーミング性能だけでいえば、Core i7 7700Kといい勝負をするぐらいみたいなので、かなりコスパのいいCPUであることがわかる。設定を落とせば、クソ重いゲーム以外なら144fpsも狙えるかもしれない。

CPUクーラー

安定の虎徹。9400Fなら余裕で冷やしきれる。

メモリ

9400Fは2666MHzまでしか対応していないので。これ一択。

最近はメモリが本当に安い……。いつまた値上がりするかわからないし自作するなら今がベスト!

今は時期がいいおじさんです。

マザーボード

後述するが、グラボがGIGABYTEならマザボGIGABYTEで!って感じでこれを選んだ。

この人は意外と優秀で、この価格帯で8+2フェーズ、しかもWiFiまで搭載している。ファンヘッダは5つもあって(うち2つは水冷ポンプヘッダ兼用)、M.2スロットも2つある。M.2スロットは2つともPCIe x4接続が可能。

どこを見渡しても弱点が見つからないマザーボードで優秀。

グラフィックボード

GTX1060 6GBに変わるミドルレンジ鉄板の王者として登場したGTX 1660Tiだけど、登場してまだ日が浅いため4万円台の製品がゴロゴロ。

ミドルレンジグラボといえば3万円台みたいなところがあるし、3万円台でそこそこいいグラボはないかと思って探したら見つけたのがこいつ。

2つのファンを反対向きに回すことでエアフローを整える、オルタネートスピニングはどこまで効果があるのか気になるってところもあった。多分劇的に変わることはないと思うけど。

ちなみにGTX 1660Tiは、最近のゲームならGTX1070に匹敵するほどの性能を持つ。場合によってはGTX 1070すら超える場合も。

たしかApex Legendsみたいなガチ最新のやつなら1070と同等かそれ以上の性能だった気がする。

ケース

安いので。実際に友人のPCを組みにいった時にこれを触ったことがあるけど、取り回しに不便はしなかったし作りもいたって普通。コスパ最強だしこれで。


SSDと電源、OSは割愛するけれど、各パーツの選定理由は以上のような感じ。フルHD60fpsターゲットはおろか、ゲームによっては設定を落とせば144fpsも狙えるかもしれない。

おまけ

自作PC構成記事2回目。PC自作してみたいけど構成考えるのがだるいやつは黙ってこの記事の構成を買おう。これはマジで鉄板な構成だから普通に過ごしてて困ることはない。

自作PCの相談は@cookie_pythonまで。