『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』を見てきた話
昨日はユーフォの映画を友達と見てきた。
大阪ステーションシティシネマで見てきた。僕は行くのは初めてで、まさか大阪駅の上に映画館があると思ってなかった。
金の時計がある時空の広場からエスカレーターで結構上に上がったところにあった。写真を撮ってはいないんだけども、その上がるエスカレーターがラスボス前の部屋みたいでちょっとテンションあがった。
響け!ユーフォニアムとは
著者の武田の出身地である京都府宇治市を舞台に、吹奏楽へ青春を傾ける高校生たちの人間模様が描かれる。練習熱心でなく成績も芳しくなかった架空の公立高校の吹奏楽部員たちが、受験や恋、仲間同士の衝突、親との確執など思春期特有の悩みを抱えつつ、若い新任顧問のもとで吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指して奮闘するドラマが軽妙な筆致で展開される。
引用ばっかりでごめんね。とにかくアニメを見てくれ。
anime.dmkt-sp.jp anime.dmkt-sp.jp
映画のあらすじ、時系列
またまた公式サイトからの引用。
昨年度の全日本吹奏楽コンクールに出場を果たした北宇治高校吹奏楽部。
2年生の黄前久美子は3年生の加部友恵と、4月から新しく入った1年生の指導にあたることになる。
全国大会出場校ともあって、多くの1年生が入部するなか、低音パートへやって来たのは4名。
一見すると何の問題もなさそうな久石奏。
周囲と馴染もうとしない鈴木美玲。
そんな美玲と仲良くしたい鈴木さつき。
自身のことを語ろうとしない月永求。
サンライズフェスティバル、オーディション、そしてコンクール。「全国大会金賞」を目標に掲げる吹奏楽部だけど、問題が次々と勃発して……!?
北宇治高校吹奏楽部、波乱の日々がスタート!
時系列としては、アニメ第2期が終わったあとの話。劇場版は以下の4作品ある。並びは劇場公開日順。
- 『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』公式サイト
- 『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』公式サイト
- 『リズと青い鳥』公式サイト
- 『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』公式サイト
「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」は、1期の総集編。「届けたいメロディ」は、2期の総集編。「リズと青い鳥」は、原作とアニメに登場するある二人を描いた作品。
今回見てきた「誓いのフィナーレ」は、時系列的には2期のあとの物語。ごちゃごちゃ説明するよりも原作者のツイートに載ってた画像が一番わかりやすいです。
シリーズ最新作、「響け!ユーフォ二アム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章」前編はいよいよ明日、4月17日発売です!後編は6月発売予定です。
— 武田綾乃 (@ayanotakeda) 2019年4月16日
既刊の流れをアサダニッキ先生が分かりやすく画像にまとめてくださっています。映画と合わせて、何卒よろしくお願いします! pic.twitter.com/5UrWFkIeWK
感想
入場者特典があった。これ。
麗奈と久美子。ただただよい。実は自分でゲットしたのは葉月と緑輝コンビのやつで、久美子推しの自分には麗奈と久美子のやつが欲しすぎて友達に交換してもらった。ありがとう……。
ここから下のセクションはネタバレ要素を含むよ。まだ見てない人はとりあえず映画館いって見てきて。
久美子が2年生に上がってからの話ってことで、とりあえず期待するのは新入生との絡み。
公式サイトの画像には既に新入生がうつっているし、あらすじにも書いてあるとおり新入生とひと悶着ありそうな雰囲気だった。
実際に見終えてみると、久石奏ちゃんとのストーリーがメインって感じだった。
とにかく思ったのが、久石奏のCVの雨宮天ちゃんがすげぇいい仕事をしてたってこと。人に自分の心の内を見せないあの感じ。あれは天ちゃんの声で演じたからこそ、完璧にキャラとして完成させられたんだと思う。
高校1年生らしくない大人びた感じがしてしまっているのはちょっと残念だった点だけど、それでもキャラをしっかり作れていたのでよかったと思う。
ストーリーの中で揉め事の種となっていたのは、主に「実力で上回る下級生が、上級生を差し置いてコンクールに出場すること」だった。
自分は下級生なのに、先輩より上手いから、出場する。
オーディションがそういう採り方だから。
でも、自分が出ることで結果が良ければそれでいいけれど、結果がよくなかった時は……?
きっと「自分が出たからダメだったんだ」と言われるに違いない。
吹奏楽部に入ったことがないから分からないけども、多分こういうのは現実の吹奏楽部でも起きているんだと思う。実力主義なのか、年功序列なのか、みたいな……。
あの雨の中で奏ちゃんを追いかけるシーンは、ぐっと響くものがあったと思う。
努力しても結果が出ないことだってあるけれど、努力することは決して無駄にならない。
いいこと言うなあ久美子。余計好きになったよ……。
好きで思い出したけれど、あの秀一との絡み。キュンキュンしてすごくよかった。青春って感じ。
ただ、もうちょっとこの青春要素が見てみたかった気持ちもある。まぁ劇場版で尺に余裕がないから仕方ないんだけれども。
一番感動したのは、やっぱりコンクールでの演奏のシーン。なんで京アニってあんなに演奏中のシーンの割り振りがうまいんだろうね。
聞こえてくるのは演奏の音だけなのに、演奏中のキャラの気持ちが手に取るようにわかる。尺もたっぷり取られていて、とても感動したよ。
劇中最後の最後には、久美子が部長になったと言ったシーンがあった。久美子が3年生になった物語も見てみたいなぁ……。
色々詰め込んだ感はあったけど、総じて良かったと思う。
おまけ
写真に載せた入場者特典は数に限りがあるそうなので、欲しいオタクはすぐに劇場へ。
あと、今回の特典は「1週目入場者プレゼント」みたい。ノベルティの組み合わせは以下の画像の通り。